台湾の総統に就任した蔡英文総統、さっそく陸海空3軍を視察、4日には蘇澳中正基地で昨年4月に就役した最新鋭のコルベット『沱江』に乗艦です。
コルベットはフリゲートよりさらに小型の艦種で、ミサイル艇とされることもあります。
『沱江』は台湾が独自に開発・建造したステルス艦と言われ、排水量は600トンと海自の『はやぶさ』型ミサイル艇の3倍の大きさですが、搭載兵装は超音速対艦ミサイルや小型対空ミサイルを備えるなど、かなりの重装備。
蔡政権は、海洋進出、空母建造で攻撃力強化する中国に対し、経済立て直すためとして防衛産業の育成を掲げました。
蔡総統は『我々は艦船を独自に建造する計画を推進していく。防衛面での需要は産業をレベルアップさせる力となる』として、間接的に中国の軍事力強化に対抗する重要性を示しました。
中国は台湾に対して、数千先発のミサイルをいつでも発射可能にしていると言われていますが、全面交戦となれば、周辺国から援軍が出るのは必至。
それは中国もわかっているので、自称・空母などで威圧することで台湾の戦意を削ぎ、戦わずして勝ちたいところですが、台湾は小型高速艇に超音速対艦ミサイルを多数配備して、蜂の一刺し、窮鼠猫を噛む態勢で、中国に対する抑止策としたいよう。
一般的に小型艦艇は、航洋力、防御力に弱いとされますが、台湾海峡など狭いエリアで限定的に使用するなら、十分に『空母キラー』として使用できるでしょう。




