戦争好きの欧州の国々でも第一次大戦の『ベルダンの戦い』は苛烈・悲惨を極めたものして知られています。
死傷者は70万人以上ともされ、広島・長崎の死傷者を遥かに上回る数字。大攻勢を掛けてフランス侵入したドイツ軍に対し、フランス軍は名将ペタン将軍の指揮でドイツ軍をフランス領内に引き込む縦深戦術に出て、逆に包囲、殲滅戦となったのが両軍合わせて死傷者70万人超とも言われる理由。
ちなみにペタン将軍の縦深戦術は後にヒトラーの機甲師団にやすやすと破られ敗北、戦後、死刑が下されるもベルダンの戦いの功績により、ドゴール将軍が取り計らい減刑され、流刑先の島で死亡することに。
そのベルダンの戦いから100周年を記念して仏・オランド大統領と独・メルケル首相が、13万人が眠るとされる納骨堂で、ともに哀悼の意を示しました。
オランド大統領は『我々の責務はこの地に刻まれています。歴史の荒波からヨーロッパを守りましょう』と、EUによる安全保障、集団的自衛を強調しました。
仏F2は『多くの犠牲者を出した戦場が平和を象徴する地になった』としました。
どんな激戦地でも100年経てば、平和の地に出来るのは、僅かな希望でもあります。




