かつてはほんの一部の人しか知らなかったプログラミングが、ガキから大人まで必修化、各種講習は盛況だとか。
なんでもプログラミング授業が中学から必修化、2020年には小学校から必修とか。
政府も『第4次産業革命』実現に向け、人材育成を強化するとのこと。
それは大変結構なことではありますが、ニュースの画像で映されたのは、簡易言語とかHTMLの記述ばかり。
プログラムのロジックと振る舞いを勉強するには良いですが、プログラミングの原理は全く勉強になっていません。
現在の実用的なコンピューターは全てノイマン型コンピュータと呼ばれていますが、その原理を学ばずに、いきなりプログラミング学習ってのは無理がありそう。
プログラミングの原理の学習には、現在でもアセンブラしかありません。正確にはアセンブリ言語ですが、業界では今でもアセンブラと呼ばれる方が多い見たい。
アセンブリ言語を使ってアセンブラでアセンブルする作業を学べば、コンピューターの本質が全て理解出来ます。
現在では制御・通信、OSなどコアなプログラミングにしか使われませんから、基礎だけ学べば十分でしょう。
8ビットクラスの汎用CPUのアセンブラなら、何でも構わないですが、実際にCPUの動作を見ることは、将来の技術者育成に、きっと役に立つはずです。
上っ面だけプログラミングを覚えるのが手っ取り早いですが、トラブルが発生しても自分受け持ちしかわからないし、ハッカーの攻撃の手口も理解出来ない技術者にしかなれないでしょう。
何でも基礎が大事ってことですが、数学や自動車の運転を覚えるより遥かに簡単。頭の柔らかい子どもたちなら、毎日1時間で一週間も勉強したら基本は理解できるはずです。
コンピューターが本質的には2進数の足し算しかできないが、足し算だけで、引き算も掛け算も割り算も出来ることを覚えれば、数学の勉強にもなると思うんですけどね。
しかし、子どもたちには簡単ことでも、一般の教師はもちろん、プログラミングの先生レベルでは難しすぎるかな。
コンピューターの発達の技術史も合わせて勉強すれば、子どもたちも、これか勉強する大人たちもずっと興味がわくと思うのですが、『プログラミング講習会』では全て無視されそう。
どうせ文科省の役人が作る学習法は、ホンモノのプログラミング学習とは程遠いものになると思いますが、せめてプログラミング嫌いの子供を増やさないようにしていただきたいものです。



