ブラジル・ルセフ大統領、弾劾法廷設置で職務停止、リオ五輪危うく。2016/05/12 | パイプと煙と愚痴と

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ブラジル・ルセフ大統領が2014年の政府会計を赤字隠しのため不正操作したとして、議会で大統領弾劾法廷設置の可否が議論されていましたが、議会は設置を可決しました。

 

弾劾法廷設置には議員70人全員に1人15分の演説の機会が与えらましたが、どこの国の議員も話が長くなるようで、審議開始から実に約20時間を経過して、半ば双方、スタミナ切れで採決した結果、弾劾法廷設置可決されました。

 

これにより、ルセフ大統領は弾劾法廷終了するまで、最大180日間、職務停止となります

 

従って、リオ五輪までに弾劾法廷でルセフ大統領の職務継続が認められない限り、リオ五輪の国家元首が出席出来ないという異常事態


ルセフ大統領が、ここまで糾弾されたのは、やはり経済低迷。6年前に+7.5%だった経済成長率が、去年は-3.8%急落すれば、国民が怒りだすのも当たり前。

 

ルセフ大統領が職務停止中は、テメル副大統領が大統領代行となります。しかし、経済低迷の一因に汚職があるため新たに組閣する必要がありますが、ルセフ大統領は閣僚間の引き継ぎ拒否と徹底抗戦するつもりのよう。

 

リオ五輪までに、ルセフ大統領が自発的に辞任しない場合は、テメル副大統領・大統領代行が、リオ五輪を仕切る前代未聞の事態になりそう。

 

現状では弾劾法廷で、ルセフ大統領が失職する可能性が高いですが、大統領制の国なので、憲法停止議会解散して軍政移管という奥の手も。

 

この場合、国際世論反発により、リオ五輪の開催は限りなく難しくなりそう

 

日本でも家族旅行で東京五輪に出席出来なくなりそうな某都知事がいますが、別に国家元首じゃないし、代わりもいくらでもいます。総理も同様。まかり間違って日本の国会が混乱しても、最後は帝にお出まし願って詔勅で何とかなりそう

 

ちなみに現在でも憲法に違反しなければ詔勅は有効だとか。したがって、スポーツ馬鹿の祭典止めよ!と詔が下されれば、東京オリンピックはいつでも中止可能ってことになりますね

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