京都大学の研究グループが、ニュージーランド海底を観測した結果、これまで地震を引き起こす力になる歪みが蓄積されないとされてきた浅い領域にも歪が蓄積され津波を大きくする可能性があるという研究結果を発表、米科学雑誌サイエンスに6日掲載されるとのこと。
一昨年、9月の約20日間、海底の地盤が1.5~5.4cm隆起したことが15台の機器で観測されました。
これはプレート境界が地震と異なりゆっくりずれる『スロースリップ』と見られ、従来よりプレート境界の浅い領域まで広がっていることが判明。
東日本大震災でもプレート境界の浅い領域まで大きくずれ動き大津波の原因になったと指摘しています。
このことから研究グループの京都大学の伊藤喜宏准教授は『東日本大震災の際も、スロースリップに続いて大地震が発生したことが津波が巨大になった一因となったと考えられる。南海トラフなどでスロースリップをリアルタイムで観測すれば、将来的に津波の規模を評価する際に役立てることができる』と述べています。
巨大地震・津波の予測に一歩近づきましたが、まだまだ先が長いのは致し方ありません。





