カーター国防長官は南シナ海での中国の海洋新進出に対抗して、ズムウォルト級最新鋭駆逐艦3隻をアジア太平洋地域に配備すると表明です。
駆逐艦の名称が付与されていますが、排水量は1万5千トン近くあり、現行のタイコンデロガ級巡洋艦を凌ぎ、第2次世界大戦の重巡洋艦並の大型艦です。艦種詐称はミリタリーの世界では、海自を見ればわかるように常識です。
一見してわかる特異な艦形は、ステルス性能を徹底的に追求したため。
また、米海軍からアイオワ級戦艦が完全退役してから、初となる155mm砲を搭載、射程距離は通常弾でも『大和』主砲以上あり、アイオワ級戦艦退役以来、指摘されていた米海軍艦艇の対地攻撃能力不足を補完する意味もあります。
しかし、特異な形状から日本海のような荒れた海での運用には難があるとされ、海自も同様な艦艇が研究されてきましたが、艦の運用力優先で『あきづき級』も引き続き保守的な艦形となっています。
またカーター国防長官は日本の防衛力について日米同盟の『枠組みの中で自衛隊が新たな役割りを担おうとしている』と強化されている認識を示しました。
さらに、同長官はフィリピンで米軍が共同使用を予定している南シナ海周辺の基地などを視察……
来週には、インドを訪問、軍事面での協力関係について協議するとのこと。
南シナ海で、フィリピン、ベトナムを前線基地として、インドを後詰の布陣ってところですかね。
先日の核セキュリティサミットで、周主席から南シナ海では気をつけろ!と恫喝があったとの一部報道があったようですが、米軍が事実上の最新鋭ステルス重巡洋艦を配備したところを見ると、信ぴょう性はありそう。




