結局、地震による死者は116名ですが、このうち114名がマンションの倒壊による犠牲者で、被害が一つの建物に集中する、特異な災害事例となりました。
現場は、ほぼ瓦礫が撤去されましたが、倒壊時の衝撃で道路に崩れ落ちた側が数mも地面めり込んでいたことも捜索を難しくしていたとのこと。
現地では昨日、すでに初七日の追悼式が、蔡英文・次期総統も参加して行われました。
倒壊したマンションが比較的手頃だったため若い家族が多く住んでいたことから、犠牲者の5人に1人が12歳以下だったのも特徴。
今後は事故責任の追求が焦点になり、当局はすでに倒壊したマンション建設に関わった人物を拘束していますが、居住者により違法に壁や柱が撤去されていたとの情報もあり、結論が出るには、なお時間が掛かりそう。
高層ビルが倒壊したときの被害の大きさ、救出の難しさは、台湾以上に地盤が悪い上に、基礎工事の手抜きが発覚した日本にとっても大きな教訓となるでしょう。