当初は短期間で終わると考えられていた噴火活動は、1ヶ月後には元の島と陸続きになり、さらに『本島』を呑み込み成長……
1年後には8.6倍、5月には12倍に成長……
その後、波の侵食により、拡大傾向は止まったものの、噴火、マグマの流出は依然として止まらず……
噴火の頻度は、先月の3分から5分に一回から、今月は1時間に一回から二回と大幅に減ったものの、噴石が飛ぶ範囲が拡大、噴火で発生する空振は上空で監視する航空機が揺れるほどとも。また溶岩が流れだす方向も、北側から南西側に移っているとのこと。
専門家も、これほど噴火活動が長期化するのは想定外とのこと。また、噴火の規模が大きくなっていることは、内部で火山ガスの圧力が高まっている可能性もあるとしています。
急激に成長した火山島が自身の重さで崩壊したり、噴火を繰り返しているうちに内部が空洞化して、カルデラ噴火を起こすことは良く知られています。
その場合、西之島周辺の小笠原諸島に火山弾を含む被害が及ぶ事は確実ですが、それ以上に恐いのが津波。
八丈島には、その昔、巨大津波に襲われ、一人しか生き残らなかったとの伝説も残っています。
このまま噴火が落ち着いて我が国の領土を増やしてくれるのか、あるいは、破局的噴火によって消滅するかは、もうしばらく観察する必要がありそうです。