SDRは、IMF加盟各国で、対外的支払いに充てる外貨が不足したときに、ドル、ユーロ、円などに交換できる特別な資産で、現在、ドル、ユーロ、ポンド、円の4つの主要通貨で構成されています。
IMFラガルト専務理事は『人民元を主要通貨に加えることを支持』、今月30日に理事会で承認を求めるとしてます。
中国はかねてから、人民元を主要通貨に加えることを求め、存在感を高めようとしていましたが、日米はIMFが設定した基準を満たすならば支持すると慎重な姿勢を見せていました。
これは、人民元が中国共産党の意向で、為替レートが変更され、引き出しにも制限があるため、主要通貨としてふさわしくないため。
IMFでは流通量では、基準を満たしており、主要通貨に付け加えることで、人民元を中国共産党の管理から引き離すことが出来るとの読みがあるとも。
今回の決定はイギリスやドイツなど、中国との取引が多いヨーロッパ諸国の支持により実現の方向にIMFは動いたとも。
しかし、現在、バブル崩壊中の中国の人民元をIMFに付け加えるのは、不安定要因にりそう。
いずれにせよ、米・ドルの優位は動かず、純債権国の日本・円にもすぐには影響はないでしょうが、インチキ統計の中国・人民元が、この先、世界経済の波乱要因になるかも知れません。