検定済み教科書のどれを選ぶかは、各地の教育委員会の校長から選ばれる調査員の意見を訊いて採択する仕組みで、三省堂は調査員に選ばれそうな校長と『懇親会』を催したかったよう。
しかし、経費一切を三省堂が持った上に……
『編集手当』として現金5万円が配られて、接待された校長達は疑問を持たなかったのでしょうか?
三省堂は誰が調査員になるか知らなかったとしていますが、岐阜市内の中学校の校長が、意見交換会後に『採択』に関わっていることから、これまた何らかコネで、調査員になりそうな校長をピックアップしたとみるべきでしょう。
ニュースによると、その他の収賄校長は、金返したとか、便宜を図っていないとか、収賄側容疑者の毎度の言い訳と全く同じ。
教科書出版は、少子化にコストダウンの要求で儲からない事業になってきたのが、三省堂がなりふり構わない贈賄作戦に出た理由のよう。
しかし、儲からない事業なら、切り捨てて、リソースを新たな事業に振り向けるのが経営者の仕事ですが、日本の経営者は、三省堂に限らず、大胆な本当の意味のリストラが出来る人が少なすぎです。
それにしても、収賄校長の生徒たちは、知らないオジサンでもお金なら貰っても良いとか教えられているんでしょうか?この方が不安です。