中国の自称・領海進入の数日前からラッセンが、中国海軍の艦艇に追尾されていました。これは、中国海軍に発見されたというより、米側が事前通告していたと見られるとのこと。
さらにラッセンは、中国人口島があるスビ礁を通過する前に、フィリピン、ベトナムが領海と主張する、スプラトリー(南西)諸島の岩礁沖も通過、中国だけを狙い撃ちしたものでないことを示しています。
また米艦を追尾した中国艦艇2隻は、一定の距離を取り、妨害行動も取らなかったとのこと。
ラッセンを追尾していたのは、中国海軍の新鋭艦『蘭州』など2隻です。『蘭州』は中華版イージス艦とも呼ばれますが、イージスシステムを搭載してなければイージス艦ではありません。ロシア製の長距離艦対空ミサイルを搭載し、性能には定評がありますが、イージスシステムのように同時多目標への対処能力については不明……
来週には、『航行の自由作戦』の立案に深く関わったとされる米・ハリス太平洋軍司令官が訪中し、中国軍と対話する予定とか。
まずは米・中軍同士の信頼関係構築から始めるつもりのようですが、中国共産党が横槍を入れるようだと、非常に危険な状態になることもあり得るでしょう。