『パトリシア』は20日に熱帯低気圧として発生、22日にハリケーンとなり……
23日に、900hPa、最大風速85mと一気にカテゴリー5に急成長、この地域では観測史上最大のスーパーハリケーン級となりました。
2005年にアメリカに大きな被害与えた『カトリーナ』がカテゴリー3なので、被害が懸念されていましたが……
上陸後、急速に勢力が衰え、カテゴリー1になったとのこと。しかし、大雨には、まだ注意が必要とも。
『パトリシア』が急成長した原因について、名古屋大学・坪木教授によると『エルニーニョ現象の影響で、周辺海水温度が高い状態が続いていることが関係の可能性』があるとして『記録更新自体が、地球温暖化の影響の一端が現れていると見られる』と、地球温暖化の影響を否定しませんでした。
しかし、異変が起きるとすれば、大西洋なのは想定済み。
大西洋は、太平洋より狭い上に、北極海の冷たい海水と、赤道付近の暖かい海水が循環する、海洋大循環を形成しているので、温暖化によりこのメカニズムが少しでも乱れれば、大きな気候変動が発生します。
最悪の場合、欧州と北米大西洋側の一部が小氷期に襲われる可能性も。温暖化で小氷期が発生するメカニズムは地球史的には過去にも発生しているので各自お調べください。
大西洋、北半球で温暖化により小氷期に見舞われると、経済と食料生産に大打撃を受け、人類が滅びることはないですが、世界的な不況と飢餓、それに伴う紛争が収束するには、相当な時間が必要になります。
すでに北極の氷が大量に溶け出し、真水となって大西洋に流出中。いつ小氷期に見舞わてもおかしくない状況です。