今度は、米・下院のベイナー下院議長が辞職、議員辞職もすることになったとのこと。
日本の議員先生たちと違って、原因は金ではなく、共和党内の対オバマ政権強硬派との軋轢に嫌気がさして議長と議員の椅子を放り投げたよう。
オバマ大統領に対して2016年度予算審議を巡って、オバマ政権に共和党・強硬派から弱腰だとして、突き上げられた事が辞任の背景のようで、共和党出身のベイナー下院議長が『混乱が続けば取り返しが付かないことになる』と自党に苦言を呈する場面も。
これにはオバマ大統領も『驚いた。意見の違いもあったが約束は守る人だった』と同議長辞任を惜しみました。
日本と違って、議会の議席を持たない大統領は、議会には一切口出しが出来ません。
現在、野党・共和党が過半数を握り、ネジレ状態の政府と議会で、オバマ大統領に理解を示していた議長が消えたのはオバマ政権にとって痛手。
今月末までに暫定予算が成立しなければ、毎度の政府機関閉鎖の恐れが出るとも。
その一方、ベイナー下院議長が辞任の切り札を使ったので、民主党と共和党穏健派の支持を得て、当面の資金繰りの心配はなくなったとも。
日本でも衆参でネジレのときは総理がクビを差し出して予算を通過ってのがありましたが、議長が辞任して予算通過ってのは聞いたことがありません。
議会ってところが、世界中どこも、ひどく面倒なところだってことは共通なようです。