下の画像は『殲-15』で、ロシアのSu-33のパクリに多少手を加えて、マルチロール空母艦載機にしたもの。
Su-33は優れた戦闘機ですが、ロシアが全部技術移転するわけもなく、それ以下の性能ですかね。
主翼の前にカナードと呼ばれる小翼がついていますが、現在では電子制御でカナードがなくても同等の運動性能が得られるので、米軍などでは採用していません。つまり、そんなに最新ではないということ。
こちらは、中国版AWACSの空警-500、現代の空戦の影の主役とも言われ、味方の戦闘機を最適位置に誘導するのがお仕事。高度な電子機器の固まりですが、中国は開発に苦戦、以前には実験機が墜落、貴重な技術陣を失ったとも言われています。画像からすると、4発のプロペラ機ですね。日米のAWACSはジェット機ですから、少なくとも高度や速度では日米に劣っていることは確実。
下の画像は、水陸両用戦車とのことで、かなり大口径の主砲を搭載しているよう。現代戦では、上陸地点を空爆で『掃除』したあとに、ヘリや水陸両用装甲車で荷揚げ、MBTのような重量級の荷揚げはLCACが受け持つので、イマイチ、コンセプト不明。尖閣用というよりは、台湾など近場の上陸戦に備えたものかも。
こちらは、対米核攻撃用の東風5B、MIRV多弾頭各個誘導弾ミサイルで、一基に3個の核弾頭搭載、別々の目標を攻撃できるスグレモノですが、技術的には難易度が高いので、どの程度の実力があるのか不明。
今回のパレードの目玉が恐らく、東風21Dで、世界初の対艦弾道ミサイル。3千キロ先の空母を攻撃可能としており、空母キラーとも呼ばれています。
しかし、米原子力空母は図体は大きいですが、足も案外に早く、公式でも30ノット+と発表されています。軍事専門家によると、米原子力空母の原子炉は緊急時は一時的に出力120%、限界最大出力を出すことが可能で、その場合、速度は35ノット+、約70kmに達するとも。
3千キロ先を時速70kmで海上を突っ走る空母を狙い撃ちしようなんてのは、いくらなんでも無理だと思いますけどねぇ。
仮にそのような夢みたいな技術を中国が保有していたとしても、アメリカはすでにB-2ステルス爆撃機による48時間に及ぶ超長距離爆撃にも実戦で成功しています。つまり、米本土から全く気付かれずに、中国の中心部を戦略爆撃可能ということです。
戦術目標なら、もっとお手軽に、F-22ステルス戦闘機に精密誘導爆弾を搭載すれば、中国の防空網を安々と突破、火薬庫を爆発させることも同様に可能です。そういえば、最近、中国で謎の大爆発が頻発してましたよねぇ……
以上、総じて、そんな目ぼしい兵器は登場しなかったと思えるのが、正直な感想。