自衛隊からは護衛艦2隻と哨戒機2機で計約600人の隊員が参加、監視空域の6割を自衛隊が対応しているそうです。
しかし、かつての大西洋の大海賊と違い、現代の海賊は高速な小型船に強力な武器を搭載した厄介な連中。
自衛隊が公開した監視飛行も、小型船を目視で発見しては、カメラで撮影、怪しい物が搭載されていないか、これまた目視でチェックするという手間が掛かるもの。
海賊対処の多国籍軍で自衛隊初の司令官を務める伊藤・海将補は、『海賊がなぜ発生したのか、ソマリア近海で根本的理由はなんらか解決されておらず、ちょっと気を抜くと極端な話、すぐにでも海賊は海に戻ってくる』と、引き続き強い警戒感を持っているご様子。
日本政府は安全航行できる状況に至らずとして、自衛隊の海賊対策を来年7月まで延長することを決めました。
ソマリア沖と言えば日本の裏側と言っても良いですが、原子炉停止中の現在の日本の生命線を支えるタンカーが行き交うところだけに、自衛隊が派遣されるのは当然でしょう。
海賊たちの武器は強力と言っても、重機関銃にロケット弾レベル。それでも、各国の沿岸警備隊レベルの武装では刃が立たず、各国の海軍艦艇が出動することに。
もし、海賊たちと言わず、テロリストたちが一発でも機雷を使用したなら、即、各国の掃海部隊にも招集が掛かることは確実。
これまたアホ左翼なのか、機雷封鎖できるだけ機雷をばら撒かなければ意味がないとか、テレビで言ってたヤツもいますが、たった一発の浮遊機雷が見つかっただけで、民間船はその航路の航行を拒否します。
船長は乗員と積荷の安全を再優先するのが義務ですから、平時では当然の判断です。
湾岸戦争後に、遅すぎだと言われながら、自衛隊から掃海部隊が派遣されたのも、それが理由。
オマケに、機雷は現在でも改良されており、自走式や魚雷を発射可能なものまであり、防御だけでなく、攻撃兵器としても使用可能になっています。
原子炉も自衛隊も嫌いな人以外は、申し訳ないが、万が一のときは自衛隊に世界中どこにでも出張って、危険を取り除いて貰いたいと思うのは当然でしょう。