電気飛行機はエアバス社製のEファンで、リチウムイオン電池をエネルギー源にして、2つのモーターを回し、2人乗りとのこと。
英仏海峡横断一番乗りが確定しないのは、フランス人飛行士・デュバル氏が操縦する電気飛行機・クリクリで、エアバスのEファンに横断の前日に成功していると主張しているため。
これについて、エアバス社はデュバル氏のクリクリ機は離陸は曳航されており自力ではなく、当局の許可も取っていなかったとして、一番乗りを主張していますが、まだ揉めそう……
エアバス社の公式記録では、Eファンの操縦士はエステーヌ氏で英・リド空港から仏・カレー・ダンケルク空港まで74kmを高度3500フィートで飛行、飛行時間38分で無事、着陸したとのこと。
Eファンの電池切れになるまでの飛行時間は不明ですが、すくなくとも1時間は飛べるみたい。
実は、通常のエンジン機でも、カタログスペックが出ればOKにしているので、本当の最大飛行時間は不明なのが普通。
これは軍用機でも同じで、記録に確かに残るのは、撃墜王で知られる坂井三郎氏がゼロ戦で作った記録くらい。燃料切れになるまで飛んだとのことですから、確かに民間機には不可能な記録。
それはともかく、趣味や近場の移動なら十分な飛行時間でしょう。電気自動車と違って、出力が一定な時間が多い電気飛行機の方が、バッテリーの特性からは合っているのかも。
構造もメンテナンスも楽そうですから、案外、流行るかもしれませんね。電気有人飛行機も国会上空飛行禁止の法律ができそうですが。