AIIBアジアインフラ投資銀行、署名式、７ヶ国が署名保留。

中国が提唱したAIIBアジアインフラ投資銀行の署名式が行われ、創設メンバーのうち５０ヶ国が署名、７ヶ国が署名保留となりました。



署名を見送ったのは、アジアではフィリピン、タイ、マレーシアとASEANの有力国、それにデンマーク、南アフリカ、クウェート、ポーランドの計７ヶ国。



中国は年内にもAIIBを設立したい考えですが……



日米が主導するADBアジア開発銀行と違って、AIIBも中国の一国独裁体制、中国の承認なしに議決出来ない仕組みになっています。



中国は、インフラ投資を武器にアジア諸国への影響力を強化したい考えですが、AIIBも銀行には変わりがなく、利益を出さなければいけません。

しかし、中国には国際融資の経験が浅く、さらに中国共産党の恣意的な融資が行われれば、結果がどうなるかは見えたようなもの。

今日の株式市場が一時６００円安となりましたが、原因はギリシャだけでなく、中国株の大幅下落もあります。



すでに中国バブルは、終わったとの見方も多い中、いつまで中国がAIIBを支えていける余裕がるか大いに疑問。