今でも、オバマ大統領が登場しないと、サミット開始にはならないようですが……
『ロシアによるウクライナへの侵略や、過激思想の脅威にどう対処するかなどを話し合う』として、各種広範な問題について、主要国の考えをオバマ大統領は一致させたいようですが……
中国の海洋進出を巡っては、オバマ大統領は安倍総理から、全面協力の一筆を書かせるのに成功したものの……
AIIBアジアインフラ投資銀行を巡っては、日米加の反中国陣営と、英仏独伊の親中国派に分裂……
ロシア制裁についても、ロシアにエネルギー依存をしている欧州主要国は消極的……
さらに、一の子分の安倍総理までが、プーチン大統領の訪日を目指す姿勢を変えず、珍しく米政府側が対応に苦慮しているとか。
アメリカの国力の衰えに、オバマ政権が元々内向き志向なうえに、政権末期なんですから、オバマ大統領の影響力も衰えるのは当たり前。
今回のサミットは、各国首脳で最も在任期間が長く、欧州主要国にも睨みが効く議長国ドイツ・メルケル首相の指導力に掛かっているでしょう。
もっとも、ドイツも発電を自国で産出される温室効果ガス発生量の大きい石炭に頼っているため、温室効果ガス削減目標に苦しんでいるとか。
総論賛成各論反対のドイツ・エルマウサミット、なんとか体裁を繕えるかは、ドイツ・メルケル首相に掛かっています。