しかし、ドローンと呼ばれるタイプはGPSなどを利用した『自立飛行』、つまり操縦者の手を離れて、勝手に飛行でき、しかも比較的小型なのでレーダーで探知するのも厄介なシロモノ……
そこで綜合警備保障が、ドローン警戒システムを開発しましたが、これがオヤジ級のミリタリーファンには懐かしすぎるシステムで、実物は下の画像のとおり。
一見、よくわかりませんが、これは集音器の一種で、ドローンの飛行音をチェックして探知するシステム。
一般にレーダーは第2次大戦で実用化されたと言われていますが、各種問題があり、それを補完する目的で、特にイギリスあたりでは大型集音器がレーダー代わりに使われていました。
当時は巨大なパラボラ型の集音器で集めた音を人間が、敵機の音かを聞き分けていました。
『最新型』では、コンピューターで、ドローンの『音紋』を照合して、半径150mのドローンの探知と種別まで判別出来る、なかなかのスグレモノ!
担当者さんは、自慢顔でありますが、この方式は潜水艦の探知と同じですから、ドローンがいる方向と種別は判定できますが、距離はわからないはず。
小さすぎてレーダーにも引っかかりにくいでしょうし、空中ではアクティブ・ソナーも使えないでしょう。
しかし、これまたナチスが空気砲ってのを開発しています。
強力な爆発音をパラボラ型の反射機を使って特定の方向に衝撃波を送るもので、数十m先の板を割る程度の威力がありましたが、実戦には能力不足で没になったもの。
これと組み合わせれば、小型ドローンの迎撃にも使えるんじゃないですかね。外れても近所のガラスが割れる程度で済むはずです……