依然として、大量絶滅の原因は不明ですが、水族園では『遠い親戚』から順に、水槽に入れて様子を見る作戦を取ってきました。
最初はアカシュモクザメという、かなり遠い親戚から始まり……
タカサゴ、ハガツオと次第に近い親戚と同居……
問題がないので、さらにスマも投入……
これで問題なければ、来月にもマグロを投入し、クロマグロが回遊する水槽の復活を目指すとしています。
葛西臨海水族園でのマグロの大量死の問題、実は案外、大問題なのであります。
今後、数十年以内に行われるであろう火星有人探査などで、完全な閉鎖空間で長期間に渡って生活する際に、異常事態が発生したときの対応方法として参考になるからです。
その意味では、原因不明となると、宇宙空間では当然、乗組員の交代は出来ないので、同じようなことが有人火星探査宇宙船で発生した場合は、火星に辿り着くまでに全滅ってことになりますね……
完全な閉鎖空間での異常を早期に発見し、速やかに環境を復旧させるシステムの開発も必要でしょう。