この件で自民党は国会の事前承認なしを主張していたのに対し、公明党は国会の事前承認に例外を設けないとして対立していたもの。
結局、公明党の『事前承認に例外は設けない』と自民党が譲歩する一方、首相が国会承認を求めてから7日以内に衆参両院で議決する努力規定も設けられました。
また、派遣後2年を越えて活動を継続する場合は、例外として事後承認を認めるとして、自民党が『例外』を勝ち取った格好に。
自公双方、痛み分けのように見えますが、国会承認なしで派遣して何かあれば、ただちに首相の責任を問われるわけで、どのみち自衛隊の派遣となれば、即座にと言っても1週間やそこらの準備は必要ですから、自民党が7日間で国会議決の努力義務規定が書き込まれたことだけで十分とも言えるでしょう。
また、派遣後の場合は、国会の承認なしの例外で合意したのは、過去にネジレ国会の際に海外派遣された自衛隊を一時撤退せざるを得なくなった経験によるもので、『例外』を公明党に認めさせたのは自民党の勝ちと言えそう。
自民党は、わざと公明党が飲めない要求を突きつけ、最終的に譲歩することで公明党の顔を立てる作戦だったとも。公明党としても与党内の抵抗政党をアピール出来るわけで、自民党の作戦勝ちってところですかね。