そこで、過去の個人情報などの検索情報の削除を求める『忘れられる権利』が注目されていますが、検索各社で対応はマチマチ。
しかし、検索大手の一つヤフーは、公職者か未成年者かなどの属性、性的画像などプライバシー保護の必要性が高いかで検討、削除する新基準を設けました。
今後、削除すると判断した場合は下図の基準により、ネット上から完全消滅から一部消去までに分類して削除処理を行うとしています。
他にもニフティは、去年、削除の要請が約400件あり、約80件を削除に応じとしているところがある一方……
検索最大手のグーグルは、削除要請を提訴されても拒否しています。
しかし、欧州では削除要請の受け入れを行っており、ダブル・スタンダード状態……
確かに安全に関わるような問題については削除が必要な一方、『知る権利』との整合性の問題も。
また、大手検索サイトから削除されても、悪意をもった『検索サイト』で生き残る可能性もあるし、リンクを辿っていくうちに辿り着いてしまう場合も。
この問題も解決するまで、かなり長い時間を要することになるんじゃないですかね。