米・ケリー国務長官とイラン・ザリーフ外相が15日に、スイスで直接協議をしましたが……
ケリー国務長官は『これまでいくらかの進展があったが、まだ隔たりがある。重大な隔たりだ』と述べ、今月末までの合意について慎重な見方を示しました。
問題の焦点は、イランが行っているウラン濃縮の濃縮率にかかっているよう。
核爆弾の進歩により、現在では広島型原爆より大幅に濃縮率が低いウランでも起爆が可能になっているとか。
欧米としては、十分安全なレベルまで濃縮率を低くさせたいようですが、イランとしては、いつでも核兵器用に転用したい思惑もあるみたい。
この交渉には、イランの核開発を認めない立場のイスラエルが、アメリカとかつてないレベルまで関係悪化しているだけに、安易な妥協も出来ない一方、オバマ大統領の『思い出づくり』もあるので、ケリー国務長官も厳しい対応を迫られることとになりそう。