それによると、管制塔が離陸許可を与えた約1分後にエンジンに問題が発生……
パイロットが管制塔に緊急事態を宣言……
その2分後に運航記録が停止、つまり墜落したと見られるとのこと。
台湾調査当局によると、フライトレコーダーの解析から『2つのエンジンがまったく動かなくなった』と見られるとしています。
エンジンが停止した原因については、これまたほぼ原型を保ったエンジンも引き揚げられているため、いずれ調査が進めばわかるでしょう。
ちなみに、その後の捜索で死亡35人、行方不明は8人となりました。行方不明者は墜落後、川に流されたようで、台湾では川の中の捜索を続けています。
ATR72型機は双発機ですから、両翼のエンジンがほぼ同時に停止か、それに近い状態になったよう。
旅客機で全エンジン停止は珍しい事故ではなく、3発機でも全エンジン停止した事例があります。4発機でも、海上自衛隊の最新鋭哨戒機P-1が全エンジン停止の『快挙』を達成しています。もっとも、こちらは軍用機なので、無理なテストを行ったのが原因で、再始動にも成功し、不具合はその後、改修されたと報じられています。
だから、エンジンが多ければ安全と言うわけではないですが、現在、世界の新鋭の旅客機は双発が主流というより、双発以外は聞いたことがありません。
双発機で全エンジン停止した場合の対策・訓練は、今後、重要になるかも知れませんね。