フィナンシャル・タイムズによると、シリア北部ラッカから逃げ出そうとした外国人戦闘員100人が処刑されたとしています。
背景には、米軍などによる空爆がようやく効果が出始め、自称・イスラム国の幹部が相次いで空爆による暗殺に成功、指揮系統に大きな打撃を受けたことがあるよう。
また専門家によると、長引く戦闘で、外国人戦闘員に厭戦気分、ホームシックが広まり、士気が下がっているとも。
さらに、外国人戦闘員と地元戦闘員で待遇に格差があることから、組織内で対立が強まっているとのこと。
米軍高官は、自称・イスラム国が守勢に転じ、イラク軍が多くの重要拠点を奪還したと正式発表しています。
下の画像は、昨日、自称・イスラム国の包囲網を突破したクルド人部隊の兵士。高価な対戦車ミサイルを使用していることがわかります。イラクへの武器支援、兵士の訓練の成果が出始めたようです。
下の画像もクルド人部隊ですが、戦車と対戦車ミサイルを搭載した車両で車列を組んでいます。他の画像では装甲車も映っていました。
戦車は旧式のものですが、自称・イスラム国が多数保有していたトラックに重機関銃を搭載したレベルには、十分過ぎる兵器。
脱走兵を処刑しているのが事実なら、戦闘員の士気が下がり、自称・イスラム国の勢いが弱まっているとの見方も間違っていないのかも。
調子に乗って戦線を拡大し過ぎた自称・イスラム国に、おそらく米軍は各個撃破って、太平洋戦争で日本軍に使ったのと同じ戦術を使うはず。
しかし、隠れる所が少ない砂漠地帯、イラク戦争と同様に、一気に崩壊してしまう可能性も出てきたようです。