しかし、日本には、WHOが定めた、エボラウイルスなど極めて危険なウイルスを取り扱う事のできる研究施設BSL(バイオセーフティレベル)-4がありません。従って、日本ではエボラワクチンの開発はできないってことになります。
日本の研究施設はBSL-3が最高なので、エボラウイルスそのものは持ち込めず、研究者は現地に赴くか、遺伝子だけなどBSL-3基準までの持ち込みになっています。
これについて、長崎大学・安田教授は『目前の脅威となる前に対策をとらないと、きちんとした感染症対策がとれなくなる』と危機感を滲ませていますが……
人口密集地にある長崎大学の敷地内にBSL-4を建設しようってのは、いささか学者バカしているのでは?
実は、東京都の武蔵村山市にある国立感染症研究所にはBSL-4の施設があるのですが、同じく人口密集地にあるため、周囲の反対で稼働出来ない状況になっています。
あれこれ、安田教授は住民に安全性のアピールをしていますが、住民からは地震など天災への危惧や、住宅のない場所に施設を作るべきとして、一向に進展がないよう。
長崎大学などは10の大学・研究機関と連携してBSL-4の建設を目指すとしていますが、人口密集地にこだわっていては進まないでしょう。
日本にはいくらでも、無人島があるんですから、万が一を考えれば、そのような場所の方が適しているでしょう。
さらに、万万が一に備えて、研究施設ごと焼却できる設備も必要でしょうね。米軍あたりの生物兵器研究施設は、最悪の場合は研究員ごと焼却できる態勢になっているとか。
危機管理は常に最悪を想定しておかなければならないのは、原発だけではありません。