長山照利(あかり)さんは、発見時に下の画像の上着を着ていましたが、これは長山さんのものでなく、誰かに着せられたものであることは既にわかっていました。
調査の結果、着せたのは近江屋洋さんものと判明、遺族に返却されました。
目撃者の話しによると、噴火直後、一時的に避難していた岩陰で、震えていた長山さんに、近江屋さんが上着を取り出し着せ、負傷していた足の手当もしたのだとか。
上着に火山弾によるものと思われる穴がいくつも開いています。
長山さんの父親は『照利のためにジャンパーを着せていただき感謝の言葉しかない』と述べています。
一方、近江屋さんの父親は『特別なことをしたわけではないと思います。でも、二人とも生還できなかったことは本当に残念でなりません』としました。
一時した避難した長山さんと近江谷さんのその後の足取りは不明。別々のところで発見されました。
天命には逆らえないが、最期のときに善意を実行できたこと、その善意を受け取れたことは、悲しむべきことではありません。