加齢黄斑変性は、加齢にともない眼球の網膜にある黄斑に異常が起き、ものが歪んで見えたり、視野の中央が見えなくなる症状が出ます。
網膜に異常が発生しているため、従来は根本的治療法がありませんでしたが、今回の患者から採取した細胞をiPS細胞化し、さらに網膜細胞にして移植する方法が成功すれば画期的な治療法に道を拓くものとなります。
実験は、理研・高橋正代プロジェクトリーダーが主導しました 。
移植手術は13:40に開始、16:35に患者の覚醒が確認できたとのこと。
しかし、今回の手術は、iPS細胞の安全性の確認が主目的なので、移植が成功したとしても、期待できるのは、視力低下の食い止め・わずかな回復程度とのこと。
iPS細胞はガン化しやすい特徴があるとされ、本格的な再生医療の前に安全性を確認する必要があります。
今回、移植が行われた女性が70代と高齢なのも、そこら辺を考慮したためでしょう。
今後、iPS細胞を使った移植手術が、各種予定されていますが、安全性が確保出来ることが大前提となります。
夢の再生医療が実用化できるかは、これからが正念場になるでしょう。