テスラモーターズと言えば、初期のスポーツタイプの先進的なイメージが強かったですが、主力は画像のとおり、地味なセダンタイプなのだとか。
国内メーカーもすでに各種電気自動車を販売していますが、テスラモーターズの強みは航続距離。
1回の充電で、502キロと言われ、国内メーカーの電気自動車で最長のものが228キロですから、約2倍。
しかし、お値段も補助金込みで700万円台と、国内メーカーの車種の2から3倍以上。
単にバッテリー容量を増やしただけって感じもしますが、実際、バッテリーは日本製。CEOのイーロン・マスク氏も『今回のモデルの心臓部は日本製、クールでしょう』って、心臓部が日本製であることを自慢しています。
テスラモーターズはすでに世界で4万台超の電気自動車を販売していますが、日本での販売台数は約1万6千5百台、自動車全体の僅か0.3%に過ぎません。
別に日本の電気自動車の性能が劣っているわけではなく、既存自動車メーカーが売りたくないのが本音。
自動車メーカーってのは、下請けに作らせた部品を組み立てているだけの巨大組み立て屋とも言われますが、唯一の絶対的な強みはエンジンを開発・製造できる技術があること。
電気自動車を販売するってことは、唯一の強みを放棄することであるので、より難しい燃料電池車には熱心でも、電気自動車はやる気なしってのが本音です。
テスラモーターズはその間隙をついて来たわけですが、その一方、日本製の部品や技術を積極的に受け入れる経営方法を取る経営者って、前にもいましたよね……
電気自動車、宇宙ビジネス、太陽光発電と最新技術の事業化に成功していることから、ジョブズ氏を超えるともいわれるイーロン・マスクCEOです。
同氏は電気自動車の他に太陽光発電会社ソーラーシティ会長、スペースX社のCEOも務めています。
同氏もジョブズ氏同様、ブランド優先、気に入った人に売ってやる式で事業展開をするよう。
日本の自動車メーカーも単なるベンチャー企業程度に考えていると、そのうち、とっても痛いことになるでしょうが、それは日本の能なし経営者の責任ですから致し方ありますまい。