これは、海軍同士の偶発的衝突を避けるルールですが、法的拘束力はありません。
海上衝突回避規範では、行動目的などを互いに連絡しあう、武器を向けたり射撃管制レーダーを照射したりしないことが採択される見込みとか。
現代の海戦は、視程外での交戦が当たり前だけに、射撃管制レーダーの照射は即、攻撃開始の合図ととられても致し方ありません。
しかし、海上衝突回避は法的拘束力のない努力目標ですから、中国海軍が順守するのか疑問。
すでに海自の護衛艦に射撃管制レーダーが照射されたり、米艦の無線に応答できず米中の艦船が異常接近するなどの事例が生じています。
中国は急速に海軍を拡大させたために、英語が話せない士官級が多いのが原因とも。
まあ、海上衝突回避規範に中国が参加したのは一歩前進ではありますが、海中は引き続きやりたい放題とも言えるわけで、潜水艦同士、あるいは潜水艦VS水上艦の偶発的紛争の勃発の危険性は残ることになりますね。