信号を途絶した370便は、反転してマレーシアとタイの国境上空を横切り、マラッカ海峡に出ると北西に針路を取り、その後北か南に行ったと、なんとも大雑把な説明。
これは、同機の信号を受信した静止衛星のデータを解析したことによるものとか。データには位置情報は含まれませんが、発信された角度からおおよその地点を推定できるとしていますが、その結果、北か南となったとか。
北に向かったとすれば、カザフスタン方面ですが、こちらは各国のレーダーに捉えられずに飛行するのは困難とも。
インド洋に向かった可能性もありますが、この場合は捜索範囲が広すぎて捜索困難に。
通信衛星は同機の信号を6回受信したとしており、少なくとも当初の捜索範囲は全く間違っていたことは確かなよう。
それにしても、マレーシア・タイの国境上空を飛んで、両軍とも気付かなかったのは大チョンボでしょう。
ちなみに、マレーシア・タイともASEAN諸国では上位の十分な空軍力を保有しています。
せめて地上に墜落してくれれば事故原因の解明だけでも出来ましたが、水深の深いインド洋ではフライトレコーダーの回収は絶望的。
過去にもパイロットが自殺したとしか考えられないとする事故例はありますが、こんなに意図的に長時間の迷走飛行をしたのはおそらく初めて。
航空機事故史に残ることだけは確実になったよう。