デモ参加者は西沙・スプラトリー(南沙)諸島はベトナムの領土として、中国政府を非難。
南シナ海のこれらの小島群では、ベトナムを含むASEAN諸国多数が領有権を主張。緊張が増しているところ。
しかし、デモ隊が中国大使館に向かったところで、当局により解散させられたとか。
これは、ベトナム政府の弱腰というよりは、無用な関係悪化は避けたいとするベトナム政府の意向によるものと思われます。
ベトナムは、かつての中越紛争では、60万人に及ぶ中国軍の侵攻に、わずか民兵を含めて3万足らずで撃破した隠れた軍事大国。
中国は、東シナ海が、第7艦隊+聯合艦隊で容易に突破できないので、ここのところ、南シナ海に南方進出を強めています。
しかし、こちらも海軍、空軍では中国には敵わないものの、陸軍は実戦経験豊富なベトナムやフィリピンが待ち構えています。
さらにその背後には、空母機動部隊の運用能力を持ったインドがありますから、こちらも中国の思い通りにはならないでしょう。
社会主義国のベトナムで、反中デモが発生するのは極めて異例なことでしょう。それだけ、反中の動きがASEAN諸国でも見られるようになったのは特筆すべきことです。
今後、ASEAN諸国は反中と反日で揉め出すことは懸念されます。
ちなみに、ベトナムはベトナム戦争時に韓国軍による虐殺で反韓感情も強いところ。日本の国旗を韓国がパクったために、韓国人と間違われると痛い目に遭うこともありますから、ベトナム行ったら、いつでもパスポートを出せるようにしておきましょう!