台風の高潮や大雨のときに大都市で活躍するのが『止水板』ですが、これまで人力式が主流。数十センチと言えども、水を止めるためには頑丈で重くなければならず、いざとなって設置が大変でした。
広島・宇根鉄工所は、どこにであもある『水道圧』を利用した『止水板』を開発、設置したそうです。
ニュースによると、約45秒で止水板が立ち上がり、防水完了のスグレモノ。
水道圧でピストンを押し出すってのは、水圧ジャッキと同じ原理ですかね。
この装置は、スイッチだけで電力も人力を必要とせず、万一、断水状態になっても空気入れがあれば、作動可能とのこと。
宇根鉄工所は、水門を作るのが本業で、世界遺産・宮島にある高潮防止用の水門も同社のものですから、性能も太鼓判でしょう。
東京、横浜、名古屋、大阪と言った日本の主要都市はすべて海抜数m以下のところに、ビルが立ち並んでいます。
これらのビルは、ほとんど地下施設がある上に、温暖化により、高潮被害、台風被害により地下室が大きな被害を受けることは、大津波以上に確実なこと。
一度、地下駐車場が浸水したことを考えれば、止水板に金を掛けても、十分に元が取れるはずです。