通常、『省』の下部組織である『庁』の長官には、上級省のキャリア組が天下り就任するのが常識。
海上保安庁の場合だと、これまで65年間に渡って、国交省のキャリア組官僚が天下って就任してきました。
新たに海上保安庁長官に就任した佐藤雄二長官のような、海上保安大学から『成り上がった』生え抜き長官は異例中の異例。
背景には、尖閣諸島の警戒のため、各管区から巡視船を派遣しつつ、通常の救助業務も続ける、厳しい運用が続く、海上保安庁職員の士気を高めるためとも。
それは大変結構なことですが、海上保安庁は有事の際は自衛隊の指揮下に入り、陸海空自衛隊に続く実質的な第4軍になるわけで、制服組をトップにするのは、やや懸念があります。
これまた、有事法制が憲法との兼ね合いで全く整っていないためですが、ヒトラーならともかく、麻生さんの演説ではねぇ……