この人骨は、群馬・渋川の金井東裏遺跡で発掘されたもの。
ポンペイほどではありませんが、頭骨や腕の骨の様子が良くわかります。様子からすると、前のめりにうつ伏せに倒れたと見られるとのこと。頭のある方角に榛名山があるそうです。
人骨は指先がはっきりとわかるほど。
このヨロイを着た人物については、避難中だったとも、榛名山に対して鎮めの儀式をしていたとも言われています。
あるいは、火山の様子を見ようと振り返ったのが最後の瞬間だったのかも……
いずれにしても、『きれいに倒れている』ことから、苦しむことなく絶命したよう。
ポンペイでも火砕流に巻き込まれた人たちが即死であるのに対して、火山灰に埋もれた人たちは悲惨な最後であるのが状況からわかっています。
火山だらけの日本、いつでもこんな悲劇は起こり得るのです。