治療が行われるのは、難病の『滲出型加齢黄斑変性』です。
これは網膜に下図のような異常が発生、患者の視力を著しく低下させてしまいます。
申請されたiPS治療では、患者の皮膚細胞からiPS細胞を作り出し、さらに網膜細胞に変化させてシート状にます。
シート状にした網膜細胞を、患部を切除して、代わりにシート状にした網膜細胞を埋め込むと言うもの。
根本治療がなかった難病だけに、患者には朗報ですが、未知の部分も……
もっとも心配されるのは、移植に使う組織、iPS細胞が一部でも残っていれば、ガン化するおそれがあること。
また、そもそもiPS細胞が出来る仕組みが未解明なので、予期せぬ反応が起きるおそれがあるとする指摘も。
結局のところやってみないとわからないってところなんでしょうね。
厚労省の委員会は、今回提出されたiPS治療について問題点がないか審査を始めるとのこと。
審査は半年程度とされ、許可が下りれば、今年の後半には世界初のiPS臨床応用が行われることになります。
なお、臨床治療には、協力希望患者でガンがないどの条件で6人が選ばれるそうです。