現代戦では、射撃管制レーダーを敵機に照射・追尾して、ミサイルの発射に備えます。
逆に射撃管制レーダーの照射を受けた側は、これを持って『宣戦布告』と捉えるわけで、極めて危険な状態になったことを意味します。
小野寺防衛相によると1月31日に中国海軍・フリゲート艦から護衛艦『ゆうだち』にレーダー照射が行われたとのこと。
また、1月19日には海自の哨戒ヘリにもレーダー照射が行われ、海自の哨戒ヘリの警報装置が作動したとのこと。
所謂、ロックオンされたことを知らせる警報装置が作動したことになります。
発表が遅れたのは、状況を精査して中国側に抗議するためとしていますが、どうせ中国側が日本側の抗議を無視するのは目に見えています。
『ゆうだち』と中国・フリゲート艦の距離は3キロとのことですから、ミサイルというより『砲戦』を挑むつもりだったんですかね。
『砲戦』と言っても太平洋戦争から命中精度は飛躍的に向上していますから、この距離なら護衛艦はたちまち大破・炎上していたでしょう。
ヘリの方は、所謂、イルミネーターレーダーの照射を受けたとすれば、いつミサイルが飛んで来てもおかしくない状況。
小野寺防衛相は、レーダー照射を受けた場所について東シナ海の公海上としか説明していませんが、すでに公海上で、中国海軍と海自の熾烈な鍔迫り合いが行われているのが垣間見える事件です。
これは尖閣諸島以外でも、日中が衝突することになる可能性も出て来ました。