検査の手抜きだって言ってる単細胞な人がネットにもいるようですが、大事故ってのは複数の要素が複雑絡み合って初めて発生するもので、単純なヒューマンエラーで済む話ではありません。
100m以上に渡って崩落した原因の一つは、天井パネル同士が溶接されていたことが一因のよう。
これが連続的な崩落の一因になったようですが、100m以上に渡って同時に崩落し、ある位置で崩落が止まった理由については、依然として不明。
崩落の直接の原因であるボルトの抜け落ちについては、接着剤だけでアンカーボルトを止めていた設計・施工について疑問が呈されているよう。
接着剤を使用する場合は複数のボルトで斜め方向から止めて摩擦力を強めて、力を分散させる工法が普通だとする、建設技術者や専門家の指摘も。
過去に天井板10数枚が落下しての死亡事故がアメリカで発生しており、ボルトの引き抜き試験で長期間支える力が弱かったことが指摘されていたことも判明。
トンネル工学が専門の大阪大学・伯名誉教授によると、接着剤は水に触れると劣化しやすく、時間が経つとずれ動く現象が起きる可能性がり、『接着方式のアンカーボルトは長期間、その状態で使うものではない』として、設計・施工の問題点は日本でも知られていたようです。
どうやら、事故原因は数十年前の設計・施工の段階に遡るようで、接着剤の劣化では通常の保守・点検では、どのみちわからないでしょう。
まだ、100m超の大規模崩落については、世界でも過去に事例がないことから、まだ他にも原因があるようです。