国産ジェットMRJ、販売不振で早くも劣勢…… | パイプと煙と愚痴と

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YS-11以来、40年ぶりとなる国産ジェットMRJの開発が難航しています。

航空機の開発遅れ『業界の常識』みたいなものですが、初飛行が来年後半に、初納入が15年度半ば以降に、2度目の大幅な『納期遅れ』となっています。

炭素複合素材の機体に、低燃費エンジンを組み合わせて、ライバル機より20%以上の燃費性能を目指していますが、高性能な分だけ開発にも時間が掛るのは致し方ないところ。

しかし、航空会社としては、実物が出来てこないと、購入の判断は難しく、今のところ採算ラインを大きく下回る、130機の受注にとどまっているとのこと。

完成が遅れれば遅れるほど、既存の機体に、開発中のさらに新しい機体に市場を奪われることも……

実際、小型ジェットは巨大市場が見込まれるものの現状では、カナダ・ボンバルディア、フラジル・エンブラエルの寡占状態が続いています。

かつてのYS-11も当時としては高性能だったものの、これまた開発遅れにより、思ったほど売れませんでした。MRJも同じような経緯をたどる可能性も高くなってきました。

とは言え、絶対的な信頼性が要求されるのが、民間旅客機で、あとは『実戦』で改良という軍用機とは違うところ。

航空ファンとしては、早く日の丸ジェットが飛行するところを見たいですが、世界一のジェット機が出来上がることを期待して、もうしばらく我慢強く待つしかないようです。