フィリピンに日本、艦艇供与へ。 | パイプと煙と愚痴と

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スプラトリー(南沙)諸島の領有権を巡って、中国との緊張が高まるフィリピンであるが、フィリピンの海軍力はASEAN諸国で最低の水準

経済力から軍備に金を掛けられなかった理由もあるが、当時、アジア最大と言われたアメリカのスービック海軍基地を、当時のフィリピン政府がナショナリズムを煽って追い出したのが原因

アメリカもベトナム戦争が終わって重要度が低くなり、日本と違って基地維持のためにフィリピン政府に援助を『むしり取られ』ていたアメリカも、これ幸いと日本の基地などに逃げ出してしまいました。

そして、今度は中国の脅威が高まって、慌てて防衛力強化に奔走するとは、当事国のフィリピンに日本を含めた関連国も『泥縄』であります。

そのフィリピンに、日本政府も遅まきながら艦艇の供与をするのは、日本の安全保障からも妥当な判断でしょう。

記事によれば、供与されるのは巡視船レベルのよう。しかし、日本同様、島国のフィリピンの防衛には、まだまだ焼け石に水でしょう。

フィリピンには、先にアメリカも戦闘艦を供与してますが、最新鋭艦を多数配備している中国の敵ではありません。

日本には小型ながら高い機動力と強力な攻撃力を持つミサイル艇の技術もあります。多数の島のあるフィリピンでは、島影に潜めることが出来る比較的安価なミサイル艇の方が中国海軍には嫌な相手になるかも。

今後は、これらの艦艇の供与も検討課題になるでしょうね。

それにしても、かつての宗主国占領国が支援に乗り出すとは、まったく皮肉な歴史でもあります。

米軍は出ていけ!だが、PAC3はウェルカムの沖縄県も、少しは周辺の状況を認識した方が良いでしょう。