この新東名高速道路は、従来の東名高速道路の渋滞緩和の他に、重要なお仕事があります。
そのひとつが東海地震に備えて、日本の東西を結ぶ大動脈を維持するための、バイバス道路としての位置付です。
現在の東名高速道路が、海側を走っているために、先の3.11でも津波に警戒して封鎖されてしまいました。
大津波が予想される東海地震では、東名高速道路は、ほぼ全滅となりますので、その際でも東西の交通ルートを維持する目的があります。
そのため、橋脚などの耐震性を高めるために新工法が採用されているのだとか。
また、緊急時には災害対策の拠点、避難所として活用できるように、サービスエリアには自家発電設備、非常食、ヘリポートも備えています。
しかし、最新の地震想定では、東海地震が東南海、南海地震と連動する可能性が高く、その場合、従来の名古屋~大阪間の高速道路が寸断されるのは間違いなく、東西の大動脈が心筋梗塞状態になるのは避けられないでしょう。
とは言え、少しは東海地震被害の軽減には役立つことは確かで、次は新幹線ですかね。
新幹線が最高速の300kmで走るのは、東海地方のまさに東海地震の直撃を受けるエリアです。
航空機の離着陸速度を凌ぐ速度、大勢の乗客を乗せた新幹線が脱線・転覆、都市部のビル街に突っ込んだら……って、想定は恐らく意図的に、誰もしていないようです。残された時間は後僅かです。