事の発端は、重慶市の副市長(当時)が汚職で解任、取調べを受けたこと。この副市長は、新・指導部入りが確実されていた重慶市・薄書記の側近だったことから、処遇が注目されていましたが、やはり『解任』となりました。
下の画像の前が薄氏、後ろが取調べ中の王立軍氏とのこと。
通常、中国では、このクラスの『大幹部』は、『不逮捕特権』があるはずですが……
新・旧指導部の権力闘争が裏にあるとのこと。
次期、中国最高指導者に内定の習近平氏は、血縁・縁故関係で結ばれる『太子党』が出身母体。
それに対して、温家宝首相は共産主義青年団出身でキャリアを積み上げた、エリート官僚グループと言ったところですかね。
この両者のせめぎ合いにより、珍しく共産党大幹部の不祥事が明るみに出た原因なのでしょう。
取り敢えず、温家宝派閥が先手を取ったことになりますが、これから『太子党』が巻き返しに出るのは必定。
こういう権力闘争は、高みの見物してる分には面白いですよねぇ。もっともトバッチリでミサイルが飛んでこなければ良いのですが……