帝国海軍の戦艦大和用の探照灯が、太陽炉の集光装置として転用されることになったと言う記事。
戦艦大和の探照灯は、直径1.5mで帝国海軍では最大の大きさと言われています。
戦艦大和に、なんでこんなに大きな探照灯があったかと言うと、夜間はこれで敵艦を照射して、主砲の射撃精度を上げるために使われました。
極めて精巧に作られ、強力な照射能力があったとは言え、『射程』は資料によっては8000m程度。
確かにこの距離ならば、大和の光学系照準装置なら百発百中に近かったでしょうが、戦艦大和にこんなに近づく敵艦がいるわけがありません。
多分、実戦で使われることがなかったと思いますが、よくそんな部品が今まで保管されていたものです。
実物は、他にも大和ミュージアムでも一般公開されているそうですから、興味のあるかたは見に行かれては如何。
大和の探照灯を利用した太陽炉は、宮崎県日向市の東北大学の研究施設に設置されたとのこと。戦後70年ぶりの平和利用で活躍することを祈ります。