原発事故コスト、48兆円、NPO試算。 | パイプと煙と愚痴と

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内閣府の原子力委員会が、初の原発事故コストの試算を発表しました。

それによると、全国の原発の述べ稼働時間が約1500年で、福島第一原発3基が重大事故を起こしたから、原発の事故の発生確率を最短『500年に1回』として算定しています。

その上で、損失額を3兆8800億円と算定です。

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しかし、NPO法人の算定によれば、広域除染、廃炉費用を正確に見積もれば、実に48兆円に上ると試算です。

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報告書では3兆8800億円を元にして、原発事故コストを0.1~1円で合意しましたが、48兆円の独自試算も併記されることになりました。

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これは、広域除染などの費用が含まれていないことを認めたためで、いい加減な数字であることを原子力委員会地震が認めたようなものです。

事故コストを発電コストに上乗せした場合、3兆8800億円の場合は、+1.2~0.0046円(1キロワットアワー)あたりで、依然として発電方法別では最低となりますが、48兆円で試算すると+17~22円(1キロワットアワー)となり、風力・地熱と同レベルの発電コストとなってしまいます。

放射能汚染の場合、補償費用の他に、除染範囲、経済的健康的経年被害など算出が難しい問題が数多くあります。

しかし、これ以上、積極的に原発を増やす理由はどこにも見当たらないでしょう。