地熱発電の一種だが、温泉水では温度が低すぎなので、ちょっと一工夫してあります。
温泉水の熱を回収するのに沸点の低いペンタンと言う液体を使っているのが特徴で、地熱発電と温度差発電の中間みたいな発電システムですかね。
この方式の良いところは、発電で使用した後、そのまま温泉水としても使用可能なので、一挙両得と言いたいところですが、世の中、そんなに甘くありません。
建設費だけで1億2千万円掛かって、発電できるのは、一般家庭100軒分ですから、大型ホテル一個分にもならないでしょうね。
売電すれば、5年で元が取れると踏んでいるようですが、それなりの用地が必要で、用地が見つかったと思ったら、廃屋の取り壊し費用が温泉発電の建設費を上回るとか、まだまだ先は長いようです。
まあ、自然エネルギーなんてこんなもんです。原発のように大容量の電力を、自然エネルギーで供給しようってのが、そもそもの間違い。
自然エネルギーを基幹エネルギーにしようとすれば、こんなミニ発電装置を日本中に無数に作る必要があるわけで、どこかのアホ総理みたいに、掛け声だけで進むものではありません。