太陽帆船イカロスが航行するまで。 | パイプと煙と愚痴と

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単なるオヤジの愚痴です。

「はやぶさ」のおかげで、当ブログでミリタリーネタに次いで不人気な科学・SFテーマが珍しく読まれておりますよ。

これに味を占めて、太陽帆船イカロスネタもしつこく記事にしましょう。

太陽帆船ってのも、繰り返し説明しますが、太陽光圧、所謂、太陽風で航行する宇宙船のことです。

風で進むヨットや帆船と全く同じ原理です。アイデア自体は100年くらい前からあり、SFなどではお馴染みと言っても良いでしょう。

しかし、原理的には簡単なんですが、宇宙で耐えられる帆の素材や、コントロール技術など問題山積でなかなか実用化されなかったのです。

具体的にはこんな感じになります。

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太陽帆船も通常のロケットで宇宙空間まで運ばれます。ここで問題になるのが帆の厚さ。太陽風は、地球の風よりはるかに弱いですから、大きな帆が必要ですが、ロケットに搭載するには、サイズ的重量的に限界があります。

宇宙空間で耐えられる強度と、打上げ可能な重量に収まっても、ロケットに搭載出来るサイズでなければいけません。

ここで登場したのが、なんと日本の折り紙の技術。これにより大きな帆をコンパクトにまとめることができたのです。

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しかし、イカロスは無人機ですから人力で帆を広げることは出来ませんし、モーターを付けたら重くなります。

そこで、上の画像のようにイカロス本体を回転させ、遠心力でたたまれた帆を次第に広げます

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完全に帆が広がると、あとはヨットと同じように太陽風を受けて航行となります。

しかし、太陽帆船の難しさはこれからです。

ヨットだって一人で操縦するにはかなり練習しないといけませんが、太陽帆船を操縦した人間は世界に一人もいないんです。

イカロスは操縦のための各種アイデアが帆にあれこれ装備されています。詳しくはJAXAのHPを見てほしいですが、面白い仕掛けが満載です。

太陽帆船は、燃料の使用量がイオンエンジンよりさらに少なくて済みますので、惑星探査機の航行方法として、優れた特性があります。


また、アイデアの段階ですが、太陽帆船に、惑星軌道などに設置したレーザー砲からレーザー光線を照射することにより、恒星間航行する方法も考えられています。

いずれにせよ、ナンバー1の宇宙科学技術力があるからこそ出来た太陽帆船です。