太陽が眩しかったから…… | パイプと煙と愚痴と

パイプと煙と愚痴と

単なるオヤジの愚痴です。

と言うのは、カミュの『異邦人』の名台詞だ。

似た台詞を思わぬところで聞いた。

08112505

元高級官僚殺害の容疑者は、動機について『自宅から最も近かったから』と答えているそうだ。

自宅などから歴代次官名のメモ 連続殺傷

ブログ記事に随分取り上げられていたが、オヤジは動機や背後関係が不明なので、このネタは避けていた。

しかし、『自宅から最も近かったから』の答えに妙に納得できた気分になった。

計画は周到だが、殺害方法や逃走方法は稚拙と、この犯罪は妙にチグハグなのだ。
現段階で無職でありながら、金に困っていた様子もない。誰かに『飼われていた』可能性も今のところ否定できないだろう。

『そそのかした』人間がいたとしても、殺害まで及んだ動機がわからなかったが、『最も近かったから』の答えで納得できたような気がした。

殺害については『何も考えていなかった』しかないのではないか。

その証拠に被害者は、多数の傷を負っている。前にも書いたと思うが、サバイバルナイフは汎用ナイフで対人戦闘用のナイフではない。

住所や下見まで周到に行いながら、ナイフの知識も知らず、ナイフを扱う訓練もしていなかったということだ。
しかも、被害者は武道の心得があるとも思えないから、多少の『練習』をすれば、ほとんど一撃で殺傷するのは、難しくなかったはずだ。

まだ、『背後関係』が不明だが、容疑者が殺人について『何も考えていなかった』のは確かだろう。過去に犬を保健所に殺されたとかの話は、単なる後付講釈に過ぎないと思う。

この類の犯罪者には、打つ手なしである。
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