原潜事故、アクラⅡ級『ネルパ』と判明 | パイプと煙と愚痴と

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ロシア原潜事故の続報である。

事故を起こしたロシア原潜は、アクラⅡ級攻撃型原子力潜水艦の『ネルパ』と公表されたというから、これまた珍しい。

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攻撃型原子力潜水艦とは、その名の通り、主に水上艦、潜水艦の攻撃を主任務にする潜水艦のことである。(アメリカの場合は加えてトマホークによる対地攻撃、特殊部隊の上陸支援も攻撃型原潜の任務である)

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事故の原因については、引き続き消火装置の誤作動以外の情報はない。

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被害が拡大したのは、おそらく訓練を受けていない技術者が多数乗り込んでいたためと推測できる。

ちなみに、潜水艦で火災が発生した場合は、各種資料によると、潜行中は緊急浮上し、ディーゼルエンジンを始動することが、東西を問わず、基本手順らしい。

原潜も原子炉の故障に備えて、東西問わず補助機関としてディーゼルエンジンを装備しているが、ディーゼルエンジンには、艦内の空気を強制排気するという『陰の任務』もあるそうだ。ディーゼルエンジンを始動させれば、西側の原潜の場合では、1分以内で艦内の空気を換気できるとする資料もある。

しかし、艦内で高濃度な放射能漏れが発生した場合は、当然のことながらこの方法は使えない。
まだまだ、今回の原潜事故は裏事情がありそうだ。