ハリケーンハンターは、米NOAAが行っている台風観測専門のチームだ。実際に飛行しているのは、紆余曲折の末、米空軍の担当になったらしい。
P-3Cが『主力機』かと思っていたら、テレビに出ていたのは、Wikipediaを漁ったらC-130Jというハリケーンハンター専用機であった。
コックピットには大型のヘッドアップディスプレイが取り付けられていたから、ハリケーン用にあれこれ改造したようだ。
ここら辺も説明してくれると、航空ファンとしてはうれしかったのだが……
それより、興味があるのは、米NOAAが気前よく日本の台風観測に付き合ってくれたかだ。
やはり、アメリカはそれなりの理由があったようだ。
アメリカは、日本付近で発生する台風が、アメリカの異常気象に影響を与えると仮説を立てているのだそうだ。
1万キロも離れた米西海岸に影響を与えるのはこんな理由があるらしい。
これは通常のジェット気流のコースだ。
しかし、日本付近で台風が発生すると、ジェット気流が大きく乱される。
大きく蛇行したジェット気流は、西海岸に通常とは違う角度で衝突する。
その結果……
西海岸で、竜巻、山火事被害が発生する原因になると、米NOAAは仮説を立てているらしい。
なんとなく、『風が吹けば桶屋が儲かる』みたいだが、昨今では『バタフライ効果』とも呼ばれている。
一匹の蝶の羽ばたきが、数千キロ先で嵐になる可能性を指摘した言葉で、小さな現象が予想外の結果を招くことを意味している。
上の例だと『日本の台風でアメリカが山火事』と言ったところか。
こうしてみると、やはり『地球は一つの乗り物』なんだなぁって、改めて思ってしまいますよ。