グルジアへの援助物資支援を目的に米第六艦隊旗艦、マウント・ホイットニーが到着したが、少々、裏がありそうな気配が……
マウント・ホイットニーは米第六艦隊旗艦であるが、艦隊司令部としてしての高度な情報収集、指令設備はあるものの、武装は自艦防衛のための極めて限定的な武装(CIWSに機関砲数機)しかない。
多数の砲、機関砲で武装したロシアの戦闘艦には、到底敵わない艦船である。
しかも、護衛と見られていたイージス艦は、すでに黒海から離脱している。
まるで、ロシア黒海艦隊に攻撃してくれと言わんばかりの状態である。
歴史的に、米艦船への攻撃を口実に、アメリカが軍事介入するのは常套手段でもある。
明らかに米軍によるロシア挑発ともとれる。
黒海には既にNATOの戦闘艦が多数、配置されている。
ロシアが挑発に乗って、マウント・ホイットニーに対して『攻撃』を行うと、一気に情勢は緊迫する。
今のところ、水上打撃艦隊は、NATO、ロシアで互角だが、航空兵力ではNATO、アメリカが優勢だ。
ロシア戦闘艦、航空兵力が『威嚇』を始めれば、マウント・ホイットニーから対抗処置の指令が即座に発令されるだろう。
グルジア情勢は、陸から海へ主戦場が移ったとも言える。
しばらくは、要注目だ。